HONEYSのモノづくり
旬を切り取る、すばやい決断。
SPAシステムでは、業界最速の約40日で新商品が店頭に並びます。
SPAシステム開発が可能にした、多品種少ロット生産。
集めた情報をもとに、商品開発や市場展開をすばやく行うため、ハニーズ(当社グループ含む。以下同じ)は業界に先駆けて、独自のSPA(Speciality store retailer of Private label Apparel=自社企画・製造・販売)システムづくりを開始しました。1985年には企画製造を担当する製造子会社を立ち上げ、技術やノウハウを蓄積し、商品の品質向上に役立ててきました。また、2012年にはミャンマーに現地法人を設立しています。
質とともに価格も重要なポイントです。コストダウンの常道は大量生産&大量販売ですが、ハニーズはあえて多品種少ロット生産方式を選択しました。多様化するニーズへ、フレキシブルに対応することを最重要視しているからです。
SPAを支えるクイックレスポンス体制の充実とASEANへの生産拠点の移転
流行に左右されるファッション商品は、しばしば生鮮品に例えられるように、時間の経過にともなって魅力を失いかねません。”旬”の商品力を失わないためにも、トレンドを逃さずお客様の手元にお届けするスピーディーな対応が求められます。
ハニーズでは、これまでの製造技術と企画ノウハウを活かし、試作から製造にいたるまでの時間ロスを最小限にするQR(クイックレスポンス)体制を整備しています。
現在では、新製品の企画からわずか40~45日のリードタイムで、製品をショップにならべることができる能力を有しています。
合わせて、商品供給のさらなるスピードアップに対応するために、海外から店舗に直接商品を納品する物流システムを整備しています。
また、よりお求めやすい価格の実現に向けて、定番商品といわれるベーシックデザインの商品を中心に、生産拠点を中国からアセアン諸国等へ移転するなど、柔軟な商品供給体制の構築にも取組んでいます。

タイムリーな効率物流実現へ
ハニーズが取り組んでいるのは、必要なタイミングに合わせて必要な数量だけ商品を供給できる、タイムリーな効率物流です。そのために間違いのない発注と在庫管理、時間ロスのない納品、作業量軽減を軸とする物流システムを作り上げました。
その拠点となるのが、本社近くに位置する物流センターです。ショップが増えるにしたがって、自動仕分けレーンなどの増設も可能となっています。
POSシステムを駆使し、店舗在庫を適正化。
効率物流と並んで重要視しているのが、各店舗在庫の適正化です。
これを徹底することは、売上確保のみならず売れ残りゼロをも意味します。
そのためにハニーズでは、各ショップと本社および物流センターをPOSシステムで結びました。売上、売れ筋、在庫数などをデータベース化し、ショップや地域別に分析、その結果を各店舗間の商品移送などに活用しています。
これは広範囲かつ微細な分析があってこそ可能となる、店舗支援体制の最大のポイントと言えるでしょう。

ニーズをとらえショップに反映、多店舗オペレーションを積極推進。
ハニーズは、全国各地のあらゆるお客様にもっとファッションを楽しんでいただきたい、との思いから一つひとつのショップを展開してきました。
効率のよい多店舗オペレーションを推進するため、商圏の変遷に合わせて、スクラップ&ビルドによる柔軟な店舗ネットワークを構築しています。
積極的なチェーン展開は、販促体制が充実してこそかなえられるものです。
お客様のニーズを的確にとらえ、それに応えられるようなショップ作りに努めています。
テナントインショップ方式で発揮されるハニーズの強み。
ハニーズは、厳選した場所に出店する「テナントインショップ」を主な展開方法としています。
これは、集客能力の高い商業施設との相乗効果が見込めるだけではなく、全国各地の様々なマーケットに高い適応性を持つハニーズの強みが発揮できるからです。
また、ショップは親しみやすさ重視の内装設計で、ストア・ロイヤリティーの向上を図っています。
